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第1回 始まりはちょっとしたきっかけ

ある休日の朝、夫は分厚い折込広告の中の一枚を見て「こ〇ろの条件無の土地分譲だって」とボソッと一言。
ん? それがどうした? 土地探しなんてしてましたっけ?
でもでも、この夫の一言で我が家の家づくりプロジェクトは動き出したのであります。

しかしなんで夫は突然そんな広告に目をとめたんだ?
家づくりなんてもうコリゴリだったはずでは?



実は我が家は二年半前にも一度、家づくりプロジェクトが持ち上がり、土地探しと同時にハウスメーカーを何社も回って、かなりの時間と労力を注ぎ込んで数社のメーカーに絞り込むところまでいったことがあった。
しかもいろんな事情から予定地は県外で、ほぼ毎週末、車をとばして打合せに励んだ。
でも結局プロジェクトは急きょ中止。予定地を県外にしたのは、先々のことを考えて私の実家の近くにしようという理由もあったのだけれど、自分たちの思うようには夫の仕事の都合もつかず・・・

結局後に残ったのは、すごい量の書類(図面やら見積りやら)と、すごい量のガソリンの領収書と、疲れきった私達。
そして目に映るのは、今までと変わらず狭く古い社宅のお部屋。
ふぅ〜。

二年半前と現在で変化したことといえば、私達が二年半だけ年をとったことと、娘が生まれたことと、妊娠中に伸びきった私のおなかが元に戻る方法を忘れてしまったことくらい。
時の流れは夫の何かを変化させたのだろうか?
マイホームの庭で愛娘と遊んでいる自分の姿を思い描かせたのかしら?
それとも定年が二年半近づいて、支払いが心配になってきたのかしら?

まぁ何にせよ、私としては前回の疲れも忘れた頃だし、できれば早くマイホームがほしい。そこへ夫のあの一言。これをのがす手はないと、すかさず食いつく。 「で、我が家はいつ頃建つん?」
すると夫は「母さんがその気になったときよ。」と。
ん? 今なんて?
私のエンジンは一気に全開。そして我が家の家づくりプロジェクト2は動き出したのでありました。


●おまけ●
そんな我が家の家族を紹介します → next

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