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第22回 上棟 雨男・雨女は誰だ?

5/29
なんと上棟予定の今日この日に、中国地方は梅雨入りしてしまった。そうは言っても毎年梅雨入り後は晴れの日が続いたりするので多少の期待をもっていたけれど、前日に東さんから「明日の上棟は中止することにしました」と電話があった。ガックリ。

近所の仕出屋さんに頼んでおいたお弁当はキャンセル。冷たい飲み物を入れていくために用意していたクーラーボックスも用無しになった。夫には「オレは雨男じゃないけぇ・・・雨女は誰なんじゃろ」と言われた。ガックリ2倍。


ところが上棟予定日の朝、東さんから「降ってないので、できるところまで作業を進めます」と電話があり、我が家もバタバタと準備をして現場に向かった。当日になってからではお弁当の準備も難しいということで、儀式的なことは省略することになった。
空はどんより。お願い! どうか降らないで!!

そんな願いもむなしく、現場に着く頃にはドシャ降りの雨。ところが私たちが到着するまでは降ってなかったらしいのだ。東さんには「もしかして雨連れて来た!?」と言われた。ガックリ3倍。


そんな雨の中、我が家は先週までとはうって変わって「家」の姿になりつつあった。スバラシイ!!


朝8時までは基礎しかなかった我が家が、3時間ほどでこの姿。信じられない気分。大工さん達の仕事の速さにはビックリだ。

そして、その大工さん達にさり気なく指示を飛ばして現場を取り仕切っていたのが東さん。事務所で見るときは細〜い体に作業着のジャンパーを着て、静か〜に席に着いている東さんが、一歩現場に出るとカッコイイ現場監督に大変身! 別人のよう!? でも細〜い体はやっぱり細〜い。体力仕事なのでいくら食べても太れないんだとか。それなのに太い材木をヒョイと持ち上げてしまうんだからビックリしてしまう。


雨は全く止む気配がないけれど、雨よけのブルーシートを張れる形にまでしておかないと終われないということで、作業は続く。そして、上棟まであと1〜2時間というところでブルーシートを張って終了。


大工さん達も東さんもすっかりズブぬれ。そして、建ち上がったばかりの我が家もズブぬれ・・・。何も今日この日に限ってこんなに降らなくてもねぇ。ぬれてほしくないところもシズクが垂れるほどになっていた。全く、先行き不安だ。今年ほど梅雨がにくいと思ったことはないかも。

しかし私が連れて来た雨。帰るときもちゃんと連れて帰りますよ。私たちが現場を離れてしばらくすると雨はピタッと止んだ・・・。ガックリ4倍。


6/1
梅雨の晴れ間。見事な快晴、ジリジリ真夏日。
この日、無事上棟完了。平日なので私と娘が2人だけで見に行くと、すでに上棟し屋根の形になっていた。


地鎮祭のとき、地縄が張られているのを見て思ったのは「えっ、うちってこんなに小さいの!? ・・・テントじゃん」だった。でもこうして家の形を現した我が家は実に立派だ!
本当に家が建っちゃうんだ。あらためて感動。


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